2009年12月11日
Bar 鴻 Kohno/徳島県・徳島 村上 智美 氏
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四国から「サントリー ザ・カクテルアワード」優勝バーテンダー誕生
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2009年10月7日に開催された、「サントリー ザ・カクテルアワード」。国内で開催されるバーテンダーの大会としては、最大級の規模であり、数多くのバーテンダーが頂点を目指す名門だ。
今年優勝したのは、徳島県のBar 鴻 Kohnoに勤務する村上智美さんの作品「プルシアン ブロッサム」。プラムのリキュール「プルシア」を使った淡いピンクのカクテルで、甘さと酸味がマッチした女性らしい柔らかな味わいだ。
「覚えやすい名前がいいと思っていたので、スタンダードカクテルからネーミングを考えました。『プルシアン』はプラムリキュールの『プルシア』から。オレンジ・ブロッサムなどのカクテル名に使われている『ブロッサム』は、成長や発展といった意味があることから、名前に使うことに決めました。」と村上氏は語る。
色は淡いピンクをイメージしたが、「プルシア」は茶色い液色。シロップを加えるなど様々に試した結果、「ヨーグリート ストロベリー」を使用すると発色が良いことを発見したという。この2つのリキュールに合うベースは「ビーフィータージン」。...という形でレシピを決めた。
「サントリーが開発した青いバラ「アプローズ」の花言葉は、"夢 かなう"。こうしたテーマとも合っていたカクテルだったのも良かったかもしれません」と、村上氏は笑顔を見せる。
これまで「全国バーテンダー技能競技大会」など、数々の大会への出場経験があるが、なかなか結果を出すのは難しかったという。今回の「サントリー ザ・カクテルアワード」では、まず一次・二次審査を通過し、最終選考会に残ることが目標。そして出場が決まったからには、是非とも結果を出したいと考えていたという。まさに長年の夢をかなえられたのだ。
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徳島のバー文化を盛り上げるバーテンダーたち
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村上氏が勤務するバー、Bar 鴻 KohnoはJR徳島駅から徒歩10分の繁華街にある。
オーナーは、鴻野 良和氏。2006年の「第33回全国バーテンダー技能競技大会」にてベストテイスト賞を受賞(創作部門第1位、総合第3位に入賞)。同年、「サントリー ザ・カクテルアワード」の最終選考会にも出場し、2007年にはアジアンカクテルチャンピオンシップのクラシカル部門で優勝を果たしたという名バーテンダーである。
「元々は、ホテルウーマンでしたが、縁あって現オーナーの鴻野さんと知り合い、勤務することになりました。数多くのコンペティションの経験があるので、様々なことを教わりました。」
徳島は人口に比べるとバーテンダーの数が多く、バーテンダーの競技大会への出場へも熱心だという。こうした周囲の人々の励ましもあり、優勝することができたと村上さんは語る。
さて、「Bar 鴻 Kohno」のおすすめは、やはりカクテル。
お任せの場合は、1杯目はスタンダートカクテル。2杯目は、オリジナルを提供することが多いという。「プルシアン ブロッサム」の他には、徳島名産のすだちと和三盆を使用した「徳島ハイボール」や、徳島みかんを使用したカクテルなどもある。
「鴻が開店して、10周年を記念した山崎のオーナーズカスクもあります。オーナーと共に、私も山崎蒸溜所へ行って選びました。選んだカスクは香りが非常に高いもの。人気があって、残りもわずかですので、是非飲んでいただきたいですね」
今後の目標は「全国バーテンダー技能競技大会」にもう一度トライして、結果を残すこと。その後は、店の運営や後輩の育成に力を注いでいきたいと村上氏は語る。
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