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THEプロフェッショナルインタビュー10月号  銀座サンボア/新谷 尚人氏

銀座サンボア 銀座サンボア

【カウンターはスタンディング形式。また、店内奥に飾られる絵画は、松井ヨシアキ画】

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バーで格好良く振舞うこととは、周囲への思いやりを持てること
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最近は、バーに来店する若いお客様が減っているといわれている。理由をきくと、怖くてなんとなく入りづらいという声をきく。

「バーの敷居は高い。ですから、その場にふわさしい服装で来店するのは当然です。現在20歳の方でも20年後は40歳でしょう。場に馴染めるようになるのが、その人の成長に繋がるのです」

新谷氏は、ごくたまにお客様に注意することがある。
「例えば年上の方に連れられて来たお客様が、『何になさいますか』と年上の方に聞いているのに、『○○をお願いします』と先にオーダーしてはダメです。それから、先日オイスターを仕入れたのですが、あるお客様が気に入ってそればかり食べる。お金を払っているからいいのではなくて、仕入れの量は少ないわけですから、他のお客様のために残しておくという配慮も必要なのではないでしょうか。」

バーで格好良く振舞うことというのは、決してウイスキーやカクテルの知識をひけらかすことではない。パブリックスペースで、相手に対する気配りができることであると新谷氏は語る。

「ウイスキーでもね、ポットスチルがどうのとか言うお客様がいるけれども、そうではなくてウイスキーを取り巻く映画や音楽、文学などの文化を含めて、シンプルに楽しめばいいと思う」

銀座サンボア 銀座サンボア 銀座サンボア

【国産ウイスキーと共に歩んできたサンボア。その歴史が感じられるハイボール。】


インタビュー後に、同店の名物、ハイボールを頂いた。取り出したのは、ハイボール特注グラス。グラスの側面についた印の位置までサントリー角瓶を注ぎ、ソーダ瓶を垂直に立てて注ぎ込み、レモンピールで香りをつける。国産ウイスキーの歩みはサンボアの歩みでもあり、そんな歴史を背景にしたハイボールであるからこそ、訪れる全てのお客様を魅了する。

銀座サンボア
【サンボアのロゴを入れ、ウイスキーを注ぐ量の印がついたオリジナルグラスで提供】

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2008/10/21 10:00

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