まいどこんばんは!ほくとです。
本日は東京・大泉学園にありますBARレモンハート様をご紹介いたします!
レモンハート様は、コミック「レモン・ハート」の作者様が経営されているBARです。
恥ずかしながら、僕は噂のみであまりよく知っていなかったのですが...。
しかし!もちろんそれだけのBARでは全くございません!
想像を絶する素晴らしい空間と時間がそこにはあります。
それではさっそく入ってみましょう!
この看板が目印。
地下に降りる階段はこちらになりまーす。
階段を下りるとすぐに入り口。隠れ家的な感じがたまりません。
こんばんは!
もうこちらで働かれて15年になるマスター・伊藤さんがお出迎えしてくださります。
L字型バックバーの一角はこんな感じ。
ではでは早速、いつもの白州ソーダ割りをください!
後ほど全てご紹介いたしますが、レモンハート様のウイスキーのサーブは、
全て通常のものより2手間も3手間もかかっています...。
まずこちらのソーダ割り。グラスにカチ割り氷を入れ、
(この氷も、殆ど純水のものを時間をかけて凍らせてあります!)
そしてその水で氷を何度も洗います。
こうすることでグラスは勿論キンキンに冷え、氷はカドが取れてウイスキーとのなじみがよくなるようです。
そしてウイスキーを1ショット。
しっかりとステアしてウイスキーを冷やすことで、アルコールっぽさを隠します。
そしてソーダを注ぎ、少し炭酸を飛ばします(!)
これは、お客様がグイグイ飲めるように、また炭酸でウイスキーの香りを立たせるための工夫です。
独特ですが、理にかなっていますね...。
そして最後にまたウイスキーを1滴たらし、香りを立たせます。
はじめて拝見したときは「炭酸が飛んでしまっているのでは!?」とも思いましたが、なんのその。
程よい炭酸感でめちゃ心地よく、香りがこれまた凄い!
飲む寸前にすでに旨い!
研究に研究を重ねられております。。
さてさて、お次はロックのご紹介。
バルヴェニーをロックで戴きます。
こちらも、純氷を削りだした丸氷をしっかりとステアしてグラスを冷やし、そこにバルヴェニーを注ぎます。
そしてその後も、やはりしっかりとステア。
こうして出てきたバルヴェニー15年シングルバレル。
先程と同様、Alc.43度のお酒にアルコール感が全く無く、しかし甘さや独特の味わいはしっかりと立っています。
凄すぎます!
僕が甘党です、という事を告げると、伊藤さんから素敵なプレゼントが。
めちゃ大きくて、美味しくて、しかもヤラシイ味わいのある(笑)ライチが入りました、との事。
いただいていいですか!?
ということでどーん、なんとチェイサー(笑)にシャンパンも!
贅沢すぎます。。
でっかい!しかも果汁の量が凄い!
甘~い完熟ライチの味がお口に広がります。
そして後味、おっしゃるとおり、なんだかエロいです(笑)
シャンパンもめっちゃ合います。。
うーん、幸せすぎますね。
そして速攻で完食し、胃が活性化した僕はオツマミを注文。
オツマミ三種盛りをご提案いただきましたので、そちらでお願いします!
これがまた語ると長くなってしまうのですが...
左から、
《じゅんさいのシェリー仕立て》
《姫大根、きゅうり、カボチャのお漬物、こちらもシェリー仕立て》
《自家製燻製の3点盛り・燻液にはラフロイグ》
当然、全部めちゃくちゃ美味しい。もうなんともいえません。
当然そのままでも美味しいのですが、上記のように、お酒に本当に合うように自家製で作っていらっしゃるので
どんどんお酒が進んでしまいます...。
ちなみに合わせたのは白州の水割り。
ちなみに順番は前後しますが、レモンハート様は水割りも超こだわり。
冷やしたミキシンググラスにカチ割り氷を入れ、水で洗います。何度もステアを繰り返します。
その間は、白州はワイングラスで空気と混ぜます。
そして氷のカドが取れ、ウイスキーとなじむスタンバイができたところで、ウイスキーを注ぎます。
そしてココからが正念場。ステア!ステア!
もう何回回したか分からないくらいにステアをしたところで、冷やしたグラスに移し、加水します。
相当水となじんでいるので、1:1,5程度で十分だそうです。
そして最後に、白州18年を香り付けにたらします。
今まで飲んだ水割りの中で、「間違いなく一番」美味しいです。
研究に研究を重ねてたどり着いた手間は、ばっちり味に直結します。
そして次は、このオツマミに合うウイスキーを、ということで...
出していただいたのは、バランタインファイネストのロック。
こちらはまた、先程のバルヴェニーのロックとは異なり、カチ割りでひたすらステアをしたもの。
勿論アルコールの香りが完全に隠れ、甘さと少しのスモーキーが際立ちます。
ステアって本当に凄い。
伊藤さん曰く、回数ではなく、アルコール臭の次にウイスキーの香りが立ってきた瞬間で止める、との事。
いやぁ本当に飲みやすいんですよこれが。。
そしてひとしきり感動した後、お店を出る前に〆の一杯を。
出していただいたのは、響とディサローノのゴッドファーザー、名付けて「サントリーファーザー」笑
もちろん、こちらも凄まじく香りが立っているものにするため、ステアステア。
当然ですが、めちゃウマです。自分の語彙の無さが情けないです。
申し訳ございませんが、お店に行って下さいとしか書けません(笑)
そして挙句の果てがこのピンぼけ。
本当に恥ずかしいばかりです。。
冒頭にも書きましたが、レモンハート様は、コミックの影響もあり、ご存知の方は多いかもしれません。
しかし、もし訪問された事がないのであれば、是非一度行ってみてください。
すごいんです。細部にいたるまでのこだわり。
お客様への究極のホスピタリティが、そこにはあります。
※メニューなど、ご紹介した内容は訪問当時のものです。
□■お店情報■□
大泉学園 BAR レモンハート
東京都練馬区東大泉4丁目2-15 原田屋ビルB1F
03-3867-1682
西武池袋線大泉学園駅北出口より徒歩で2分
♪♪お店の特徴・雰囲気♪♪
初心者歓迎
隠れ家的フンイキ
気軽なフンイキ
女性が多い
Jazzが充実
モルトウイスキーの品揃えが充実
料理が充実している
テーブル席がある
一人のお客様が多い
カクテルの種類が豊富
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