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THEプロフェッショナルインタビュー6月号 BAR東京/東京・銀座 八巻博和氏

BAR東京/東京・銀座 八巻博和氏

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保志雄一氏との縁で、銀座のバーテンダーへ
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外からでは、窓が小さく中の様子が伺えないのは、バーである所以だろう。
重い扉を開けると、ほのかに照明の中で、白いジャケット姿で働くバーテンダーが浮かび上がる。

BAR東京は、2000年に開店。
店長を勤めるのは、八巻博和氏だ。バーテンダーとなったのは、友人とバーに行ったことがきっかけだったと、八巻氏は語る。カウンターでチャイナブルーを飲み、その色の美しさとおいしさに驚き、「バーテンダーってかっこいい!」と感じたという。
その後、アルバイト情報誌をめくり、中野のショットバーでアルバイトをスタートさせた。

「バー関連の本を読むと、日本の有名なバーは銀座と横浜にあって、バー文化が集結しているのだと思いました。やはり銀座のバーで働きたいと考えるようになりました」

八巻氏は、雑誌のバー特集を購入。その雑誌に掲載されていた銀座のバーに順番に電話をかけたという。しかし、なかなか雇ってくれるお店はない。
その中で、当時『リトルスミス』のチーフバーテンダーであった保志氏は、
「今は人数が足りているけれども、知り合いの店に声をかけてあげるから、履歴書を持って一度いらっしゃい」と声をかけてくれた。

面接から約2週間後、保志氏から「一人退職するので良かったら働かないか」という連絡があり、八巻氏は晴れて銀座のバーテンダーとなった。

重い扉を開けると、ほのかに明るい照明 BAR東京の世界観が広がるはず

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リトルスミスからBAR東京のスタッフへ
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「リトルスミスでは、保志さんのカクテルテクニックを目の当たりに見ることができて、大変勉強になりました。その他にも、お客様にはどんどん話しかけて自分を売り込むべきだとか、様々なことを教えて頂きました」
八巻さんは当時を振り返る。以前働いていたお店では、バーテンダーは最低限しか話をしないと教えられていた。また、ロックにかかせない丸氷も作成しない。日々勉強の毎日であったという。

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2008/06/27 17:00

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