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THEプロフェッショナルインタビュー11月号  holly BAR/東京・銀座 小島千明氏


holly BAR/東京・銀座 小島千明氏

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海上自衛隊からオーナーバーテンダーへ
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銀座には数多くのバーが地下にあるが、今回のholly BARもそのうちの1店である。オーナーバーテンダーは、小島 千明氏。9席を一人でまかなう小島さんは、スラリとした長身ですっきりと伸びた背筋に、ショートカット・シャツとネクタイ・パンツスタイルと男装でカウンターに立つ。しかし、その笑顔は優しく、初めてこの店を訪問したお客様も、和ませてくれる。
小島さんの前職は、海上自衛隊だ。店内は、船中をイメージしており、カーブされた天井と丸い鏡、世界地図等で飾られている。

銀座 ホリー 銀座 ホリー
銀座 ホリー

【地下へはいるとholly BARの看板。店内には船中をイメージした世界地図・気圧計が飾られている】


「自衛隊で勤務していた頃からバーで、お酒を飲むのが好きでした。あるときアイラ島のシングルモルトと出会い、今まで飲んでいたウイスキーとは全く異なる香りと個性にショックを受けました。それから、シングルモルトに興味を持つようになりました」

と小島さん。その後、旅行先のバーで一人の女性バーテンダーに出会い、女性でもバーテンダーになれることを知ってバーテンダーになることを決意した。

その後、海上自衛隊を退職し、上京して渋谷のバーテンダーズスクールへ通うこととなる。かなり思い切った決断だ。その後、渋谷のバーで勤務。独立を目指し、バーの定休日である日曜日は、別のバーで働いて資金を貯めた。一人での運営を目指し、銀座で小さな物件と出会う。ダークブラウンを基調とした壁やカウンター、アンティークのランプなどの趣味の良い内装。

その物件に一目ぼれした小島さんは、2000年12月にholly BARを開店した。店舗名は、12月の象徴である”ひいらぎ”と小島さんの大好きなジャズ・シンガー、ホリー・コールから取った。小島さんは、自らのことを“無言実行タイプ”だと分析する。安定した仕事を退職して上京、ひそかに準備した独立など、その行動は一貫している。

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訪れる全ての人が癒される場所
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2008/12/01 16:35

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