
ここでなんと、バーテンダーさんがすごいものを見せてくれました。
これです!
ラフロイグのピート!すごーーい。実物、初めて見ましたー。
お客様に少しずつ譲ったりしているうちにこの大きさになったそうです。これがラフロイグのあの独特な香りをつくりだすのですね。思わず匂いをかいでしまいましたが、無臭でした(笑)
こちらのバーテンダーさんは、ご自身で何度かスコットランドまで行かれ、非常にたくさんの蒸溜所を巡られたそうです。蒸溜所だけでなく、教会やお城など様々な写真を見せていただき(しかもご本人が撮影されたもの)、ひとしきりスコットランドの空気に浸ることができました。
特定の銘柄だけでなく色々なウイスキーを楽しんでほしいとの思いから、休日にウイスキーセミナーを開いたりもしているそう。ウイスキーにかける情熱には本当に頭の下がる思いでした。ぜひお店に行ったら、色々お話を聞いてみてください。
さてさて、2杯目はボウモアのソーダ割りを。
ソーセージの盛り合わせをお供にいただきました。
Virgo様ではグラスにもとてもこだわっていらっしゃいます。ラフロイグをいただいたときの、繊細な絵の彫られたグラスも、上の写真のボウモアのグラスもとっても素敵でした。カウンターにはまだまだ素敵なグラスがたくさん。
その素敵なグラスで、カクテルをいただきます♪
モーツァルトブラックを使ったカクテルをお願いして、つくっていただいたのがこちら。グランマルニエと合わせた濃厚なカクテルで、すっごくおいしい!甘さと酸味のバランスが絶妙です。
モーツァルトがチョコレートのリキュールなので、オレンジピールからヒントを得て、オレンジリキュールであるグランマルニエとの組み合わせにしたそう。なるほど、相性がぴったりなはずですね。そのアイディアに脱帽です。
そしてこちらのグラスは、なんと50年前のバカラ。こんなグラスでお酒が飲めるとは・・・なんて幸せなんでしょう。
最後にシンガポールスリングを。まずマットな感じの見た目にうっとり。そしてしっかりした酸味で、さっぱりしていながら中身の濃いカクテルでした。
ウイスキーについて非常に造詣の深い方でありながら、こんなに素敵なカクテルをさらっとつくってくださる、とっても素敵なバーテンダーさんです。
その他にも、お隣にグループでいらしていたお客様のカクテルをちゃっかり撮らせていただきました。それが冒頭の写真。見るだけで楽しくなる素敵なカクテルたちです。
ウイスキー、カクテル、グラス・・・それにアンティークの家具、そしてバーテンダーさんとの会話。たくさんの魅力がつまった「BAR Virgo(ヴァーゴ)」様。ぜひ一度、この雰囲気を楽しみに行ってみてくださいね。