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THEプロフェッショナルインタビュー5月号  BAR ORCHARD GINZA/東京・銀座 宮之原 拓男氏


BAR ORCHARD GINZA / 東京・銀座 宮之原 拓男氏

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フレッシュフルーツと最新調理器具を使用した新スタイルのカクテル
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色々なバーがあるが、液体窒素を使用したカクテルを提供するバーは、非常に珍しいだろう。
BAR ORCHARD GINZA。果樹園(ORCHARD)という名を持つこのバーは、フレッシュフルーツのカクテルを得意とする店だ。

オーナーは、ホテルオークラ神戸出身の宮之原 拓男氏。
液体窒素やエスプーマなどの最新調理器具も積極的に取り入れ、最新スタイルのカクテルを追求する。

ORCHARD 銀座

【液体窒素やエスプーマなどの最新調理器具を使いこなすBAR ORCHARD GINZA宮之原氏】

宮之原氏はかつて、大学進学のために上京。この時期に、現在は奥様である寿美礼さんと知り合う。
学生時代からデートで銀座のバーへ行くこともあり、いずれバーテンダーになりたいと考えていた。

大学卒業の際に、バーテンダーになりたいと話すと、両親は大反対。
ホテルへの就職であればいいのではないか、ということで神戸のホテルオークラへ入社した。
ホテルバーテンダーを希望していたが、配属はソムリエ。
ホテル内のフレンチ、中華、鉄板焼、和食と様々な業態のレストランで働いた。
実は、この時期はソムリエの配属ということでかなり気落ちしていたそうが、数年後にはソムリエの資格を獲得した。

前後して、遠距離恋愛を実らせ、2000年に寿美礼さんと結婚。それを機に奥様と一緒にホテルオークラ神戸で働くことになった。
「この時期はバーテンダーとしての仕事を覚えたくて、仕事が終わった後や休日に、ホテル内のバーや知り合いのバーで無給で働きました」と宮之原氏。

努力が実り、HBAのホテルバーテンダーとしての資格を取得。コンペティションへの参加資格も得て出場したところ、入賞を果たした。ソムリエの資格を持つホテルマンはそう多くなく、宮之原氏のバーへの異動はなかなか通らなかったが、こうした努力が認められてようやく念願のバーテンダーへ配属された。

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2009/05/22 10:00

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