
「他にもお客様と話すことで成果につながる仕事はあると思いますが、ホテルラウンジで直接対面にてお話しすることのライブ感や楽しみはまた格別です」。
東京ベイコート倶楽部への就職は開業の一年前。
「開業準備室に集まった人たちは引き抜きや紹介がほとんどで、自分のようにリクルートのサイトから自ら検索し入った人は周りには見あたりませんでした」とその頃の様子を本多氏は語る。
ホテルのオープンといえば準備はことさら多岐に渡る。その時期を超えた今は、落ち着きと安らぎが感じられる。館内に関わるどんな質問にも本多氏は即答する。
「『オールコンシェルジュ』というコンセプトがホテルにあります。全スタッフ定期的に「館内」「お台場全域」「東京」のカテゴリ毎の情報テストを行い、いつお客様に館内で声を掛けられても全てのスタッフが答えられるようにするためです」。
具体的な取り組みは現場でそのまま活かされている。