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2008年7月17日ウイスキーはステアで旨くなる!大泉学園オーセンティックバー レモンハート

まいどこんばんは!ほくとです。
本日は東京・大泉学園にありますBARレモンハート様をご紹介いたします!

レモンハート様は、コミック「レモン・ハート」の作者様が経営されているBARです。
恥ずかしながら、僕は噂のみであまりよく知っていなかったのですが...。

しかし!もちろんそれだけのBARでは全くございません!
想像を絶する素晴らしい空間と時間がそこにはあります。

それではさっそく入ってみましょう!
サイン


この看板が目印。
地下に降りる階段はこちらになりまーす。

入り口  

階段を下りるとすぐに入り口。隠れ家的な感じがたまりません。
こんばんは!
もうこちらで働かれて15年になるマスター・伊藤さんがお出迎えしてくださります。

L字型バックバーの一角はこんな感じ。

バックバー


ではでは早速、いつもの白州ソーダ割りをください!

白州ソーダ割り

後ほど全てご紹介いたしますが、レモンハート様のウイスキーのサーブは、
全て通常のものより2手間も3手間もかかっています...。

まずこちらのソーダ割り。グラスにカチ割り氷を入れ、
(この氷も、殆ど純水のものを時間をかけて凍らせてあります!)
そしてその水で氷を何度も洗います。
こうすることでグラスは勿論キンキンに冷え、氷はカドが取れてウイスキーとのなじみがよくなるようです。

そしてウイスキーを1ショット。
しっかりとステアしてウイスキーを冷やすことで、アルコールっぽさを隠します。
そしてソーダを注ぎ、少し炭酸を飛ばします(!)
これは、お客様がグイグイ飲めるように、また炭酸でウイスキーの香りを立たせるための工夫です。
独特ですが、理にかなっていますね...。
そして最後にまたウイスキーを1滴たらし、香りを立たせます。

はじめて拝見したときは「炭酸が飛んでしまっているのでは!?」とも思いましたが、なんのその。
程よい炭酸感でめちゃ心地よく、香りがこれまた凄い!
飲む寸前にすでに旨い!

研究に研究を重ねられております。。

さてさて、お次はロックのご紹介。
バルヴェニーをロックで戴きます。

バルヴェニー

こちらも、純氷を削りだした丸氷をしっかりとステアしてグラスを冷やし、そこにバルヴェニーを注ぎます。
そしてその後も、やはりしっかりとステア。

バルヴェニーロック

こうして出てきたバルヴェニー15年シングルバレル。
先程と同様、Alc.43度のお酒にアルコール感が全く無く、しかし甘さや独特の味わいはしっかりと立っています。
凄すぎます!

僕が甘党です、という事を告げると、伊藤さんから素敵なプレゼントが。
めちゃ大きくて、美味しくて、しかもヤラシイ味わいのある(笑)ライチが入りました、との事。
いただいていいですか!?

ということでどーん、なんとチェイサー(笑)にシャンパンも!
贅沢すぎます。。

ヤラシいライチとチェイサー

でっかい!しかも果汁の量が凄い!
甘~い完熟ライチの味がお口に広がります。
そして後味、おっしゃるとおり、なんだかエロいです(笑)
シャンパンもめっちゃ合います。。

うーん、幸せすぎますね。

そして速攻で完食し、胃が活性化した僕はオツマミを注文。
オツマミ三種盛りをご提案いただきましたので、そちらでお願いします!

おつまみ三種盛り

これがまた語ると長くなってしまうのですが...
左から、
《じゅんさいのシェリー仕立て》
《姫大根、きゅうり、カボチャのお漬物、こちらもシェリー仕立て》
《自家製燻製の3点盛り・燻液にはラフロイグ》
当然、全部めちゃくちゃ美味しい。もうなんともいえません。
当然そのままでも美味しいのですが、上記のように、お酒に本当に合うように自家製で作っていらっしゃるので
どんどんお酒が進んでしまいます...。

ちなみに合わせたのは白州の水割り。

白州水割り

ちなみに順番は前後しますが、レモンハート様は水割りも超こだわり。
冷やしたミキシンググラスにカチ割り氷を入れ、水で洗います。何度もステアを繰り返します。
その間は、白州はワイングラスで空気と混ぜます。
そして氷のカドが取れ、ウイスキーとなじむスタンバイができたところで、ウイスキーを注ぎます。
そしてココからが正念場。ステア!ステア!

白州水割りのステア

もう何回回したか分からないくらいにステアをしたところで、冷やしたグラスに移し、加水します。
相当水となじんでいるので、1:1,5程度で十分だそうです。
そして最後に、白州18年を香り付けにたらします。

今まで飲んだ水割りの中で、「間違いなく一番」美味しいです。
研究に研究を重ねてたどり着いた手間は、ばっちり味に直結します。

そして次は、このオツマミに合うウイスキーを、ということで...
出していただいたのは、バランタインファイネストのロック。

バランタインファイネスト

こちらはまた、先程のバルヴェニーのロックとは異なり、カチ割りでひたすらステアをしたもの。
勿論アルコールの香りが完全に隠れ、甘さと少しのスモーキーが際立ちます。
ステアって本当に凄い。
伊藤さん曰く、回数ではなく、アルコール臭の次にウイスキーの香りが立ってきた瞬間で止める、との事。
いやぁ本当に飲みやすいんですよこれが。。

そしてひとしきり感動した後、お店を出る前に〆の一杯を。
出していただいたのは、響とディサローノのゴッドファーザー、名付けて「サントリーファーザー」笑

もちろん、こちらも凄まじく香りが立っているものにするため、ステアステア。

サントリーファーザー

当然ですが、めちゃウマです。自分の語彙の無さが情けないです。
申し訳ございませんが、お店に行って下さいとしか書けません(笑)

サントリーファーザーです

そして挙句の果てがこのピンぼけ。
本当に恥ずかしいばかりです。。

冒頭にも書きましたが、レモンハート様は、コミックの影響もあり、ご存知の方は多いかもしれません。
しかし、もし訪問された事がないのであれば、是非一度行ってみてください。
すごいんです。細部にいたるまでのこだわり。
お客様への究極のホスピタリティが、そこにはあります。

 

※メニューなど、ご紹介した内容は訪問当時のものです。

□■お店情報■□
大泉学園 BAR レモンハート
東京都練馬区東大泉4丁目2-15 原田屋ビルB1F
03-3867-1682
西武池袋線大泉学園駅北出口より徒歩で2分

♪♪お店の特徴・雰囲気♪♪
  初心者歓迎
  隠れ家的フンイキ
  気軽なフンイキ
  女性が多い
  Jazzが充実
  モルトウイスキーの品揃えが充実
  料理が充実している
  テーブル席がある
  一人のお客様が多い
  カクテルの種類が豊富

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みなさ~ん、Merry Christmas!!! 今日はいかがお過ごしでしょうか?そんな私は仕事っす。ハハハ。 さて、2008年も多くのBarへと足を運び......

投稿者:酔ってけ!ススキノ   2009年2月24日 19:03

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