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2016年5月31日落ち着ける和の空間で、カクテルと創作料理のマリアージュを楽しむ
〜東京・渋谷 Bar 並木橋 山ざき(バー ナミキバシ ヤマザキ)

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再開発が進む注目のエリア・渋谷の新南口。
先日訪ねた「バー レガシー」さんも素敵でしたが、またひとつ
通いたくなるバーを見つけました。
「並木橋 山ざき」さん。その名の通り、明治通り沿いの
並木橋交差点そば、ビルの地下1階にあります。
通り沿いの看板には、小料理屋のような食事メニューが。
Barで、つまみでなくごはんを食べる!? 
その理由は、階下に降りると明らかになります。

「いらっしゃいませ」と迎えてくれたのは、
オーナーバーテンダーの山崎清史さんと、奥様の真利江さん。
ご夫婦でこの地に店を構えて3年になるそう。
おふたりでバーテンダーを・・・と思いきや、
「妻はイタリアンや和食店の厨房を経験した料理人なんです」と清史さん。
出会いは17歳のころ。社会人になって
清史さんはバーテンダー、真利江さんは料理人に。
結婚後はいつかふたりで店を構えることを目指し、
頑張ってきたそうです。

京都のバーをイメージしたという和風のインテリアで
自家製のオレンジビターが隠し味になった
爽やかな「ジントニック」をいただきながら、お話を伺います。

「バーというとどうしてもお酒がメインになりますが、
当店ではお酒と料理、どちらもメインです。
まずは召し上がりたい料理を選んでいただき、それに合う
お酒をご提案する、というスタイルを楽しんでいただきたいですね」
そんな清史さんの言葉にがぜん興味がわき、
いくつか、真利江さんのおすすめをいただくことに。

まずは「真ダコとズッキーニのマリネ」。
タコの歯ごたえとズッキーニの柔らかさがマッチして
合わせた水菜が後味をさっぱりとさせ、
絶妙なバランスの和洋折衷おつまみです。

マリネに合わせて、2杯目は「白州12年」に同量の水を加え、
セミフローズンにした水割りを作っていただきました。

グラスを口に近寄せただけでふわっと広がる香り高さがありながら、
冷凍庫で寝かせたフローズンスタイルによって口当たりがまろやかになり、
ついつい進んでしまいます。

続けて「肉みそ冷奴」が。
小さな絹豆腐の上に肉みそがたっぷり! 味付けはやや濃いめで
この塩気がお酒に合うこと。

奥様はお酒との相性、旦那様は料理との相性を、
互いに思い合って作っているからこそ、
「並木橋 山ざき」ならではの味が楽しめるんだなと実感。

「最後にぜひもう1品召し上がりませんか?」
という清史さんの提案で供されたのが
「パルミがっこ」。イタリア産のパルミジャーノに
秋田の名産たくわん、いぶりがっこを合わせたもの。
この組み合わせ・・・抜群!
それぞれのとがったクセがまろやかになり、
すぐにでも家でまねしたい味。

「いぶりがっこはウイスキーに合うんですよ」と、
作ってくださった、「知多」と「山崎蒸留所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒」の
ショートカクテル「梅マンハッタン」をいただきながら
今日は少しだけ長居してしまいました。

「料理のフルコースもご用意していますので、
次回はぜひ」と真利江さん。
食通の仕事仲間を誘って、予約しようと決めました。

<紹介カクテルの価格とお店データ>
DATA

ジントニック 1,000円
白州12年 水割り 1,500円
梅マンハッタン 1,300円
真ダコとズッキーニのマリネ 900円
肉みそ冷奴 900円
パルミがっこ 900円
チャージ 500円
※写真の料理は、特別にハーフサイズで作っていただきました。

Bar 並木橋 山ざき(バー ナミキバシ ヤマザキ)
東京都渋谷区東1-27-5 シンエイ東ビルB1F
TEL 03-6418-7731
18:00〜03:00(火〜金) 18:00〜01:00(土・日・祝) 月休
https://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0X00320625/

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