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2009年1月 6日マティーニ -カクテル紹介-

カクテル「マティーニ」のご紹介。レシピ、作り方、エピソードなど。


_____________ ≪マティーニ≫ 一般的なレシピとつくり方 _____________

ドライジン 4/5、ドライベルモット 1/5をステアして、カクテルグラスに注ぎ、
カクテルピンに刺したオリーブを飾ります。

時代は変わっても衰えることなく愛され続けている「カクテルの王様」です。

マティーニほど数々の逸話と伝説に飾られたカクテルはないでしょう。
「カクテルの王様」と呼ばれるその味の核心は、
お酒として完成されたドライジンとドライベルモットだけを使っている点に潜んでいるかもしれません。

マティーニの誕生は1851年。
ニューオーリンズのチャールズ・ウォルサムが、
フランス産のノイリープラットのドライベルモットを100ケース輸入したことで、
それまでスイートベルモットを使っていた「ジン&イット」を
ドライジン、ドライベルモットでつくるようになり、今では辛口カクテルの代名詞となっています。

全般的にドライ傾向のマティーニですが、超ドライにつくるなら、
ドライベルモットだけをステアし、それを一旦捨てて、
その中にジンだけを注ぎ、ステアするというつくり方もあります。

また、かの文豪へミングウェイは、「15対1」の超ドライなマティーニ、
そして故イギリス首相チャーチルに至っては、ベルモットの瓶を眺めながら
ドライジンをストレートで飲むという究極のドライマティーニを楽しんだという逸話も残っています。

いずれにしても、マティーニラバーの数だけマティーニ論議。
いくつものレシピが存在して、それを誰も譲ろうとしないのが、「マティーニ」なのです。

ちなみに、1979年に出版された『ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック』では
268種類のレシピが紹介されています。

ドライジンとベルモットというシンプルな組み合わせのため、
かえって奥深いカクテルともいわれ、
バーテンダーの技量が試されるカクテルでもあります。

_______________ BAR-NAVIブログでご紹介したマティーニ _______________

四谷「ガスライト ホワイトホースセラー」様の
マティーニ
浅草「バーリィ 浅草」様のマティーニ
銀座「Ginza Zenith」様のマティーニ
新宿「ダンディー3」様のマティーニ

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