2011年9月 1日六本木ミッドタウン至近、料理も美味でCoolなダイニングバー「K-Julep(ケージュレップ)」
BAR-NAVIブロガー記者のkyah(キャー)です。
まだまだ残暑が続いてますね。
外でビアガーデンも気持ちいいですが、BARで爽やかなカクテルを
いただくのも、節電の夏には効果的ですよ。
さて、今回訪れたのは、六本木ミッドタウンの脇にある
デートにぴったりのスタイリッシュなダイニングバー
「K-Julep(ケージュレップ)」さま。
自家製のパンを焼いていたり、3cmのかつサンドを
オーナー自ら作っていたりと、お酒だけじゃなく、
食事もしっかり楽しめます。関西出身のオーナーと
いうこともあり、京風の出汁で作った出汁巻き卵や
うどんなど、バラエティも豊富。
「自分が行きたいと思うBARをやりたかった」
そんな吉岡オーナーの気持ちが伝わってくるBARなので、
すごくお洒落な空間なのに、とてもリラックスできるんです。
なので、デートや1人飲みは勿論、仲間達とテーブル席で
語り合うもいいし、カウンターの片隅でノートパソコンや
タブレット端末で仕事してるのも似合います。
それでは、店内を見てみましょうか。
まず、お店の扉をあけると、目に飛び込んできるのが
お店を象徴するような存在感ある正面のBARカウンター。
オレンジの柔らかな間接照明に照らされたシルバーの
棚の中には、オーセンティックBARのようにお酒が並んで
いるのではなく、グラス類が美しく並べられている。
BARに慣れていないと、あの酒瓶のプレッシャーに
負けそうになることもあるかもしれませんが、ここでは
そんな心配もありません。またちゃんとメニューもあるので、
お値段がわかるのも安心。重厚な雰囲気の中、
「このカクテルお幾らですか?」って、聞きにくいことも
ありますからね。
カウンターの後ろには、2人用のテーブルと4人用のテーブルが、
それぞれ左右に1セットづつ並んでいます。かなり照明は落として
いるので、BARカウンターの方からは、暗闇のようで死角です。
プライバシー感は、かなり高いんじゃないでしょうか。
1杯目は、蒸し暑い日だったこともあり、ちょっと甘めで
スッキリしたカクテルをお願いしてみました。
出てきたのがコチラ。グレープグレープというオリジナルカクテル。
マスカットリキュールのミスティアをベースに、白ワインなどグレープを
で作られたお酒を加えたもの。最後にブランデーを一滴だけ垂らすことで
香りと味がひきしまる。夏の夜のスタートには、もってこいの一杯目です。
場所柄、女性のお客様が多いらしく、甘くて爽やかなカクテルに
対するリクエストが多いらしく、ミスティアベースのものは、かなり
出ているみたいですね。
特に、女性が喜びそうな仕掛けもあるのですが、ネタバレになって
しまうので、お店のカウンターに座るまでのお楽しみということで。
フードのメニューを見ていて、目が離せなくなったものがかつサンド。
話を聞いてみると、肉の厚さから、火入れの仕方まで、かなりの
こだわりを感じたので、こちらをオーダーすることに。
揚げ物系は、ウィスキーに合わせるのが好きなので、
マッカランのハイボールをリクエスト。
再度、登場です、かつサンド。バーテンダーさんから
「普段、良く食べる方ですか?」と聞かれた意味が
わかりました。このボリュームは、半端無いです。
じっくり低温で火を入れてから、最後に温度をあげて
カラッと仕上げているため、こんなに分厚くても、
難なく歯で噛み切れちゃいます。ソースはおたふく
ソースに、カラシをMIXしたもの。肉自体の味を
邪魔すること無く、ほどよいバランスの仕上がりです。
そうこうしてるうちに、自家製のパンが焼きあがりました。
イタリアンのシェフの友人から仕込まれたというだけあって、
フォカッチャのような食感です。真剣にウマい。
六本木にいながら、西麻布や神楽坂のような
スタイリッシュさを持ち、さらにBARとは思えない
クオリティの高さ、バラエティの豊富さをもった
料理まで楽しめる。ありそうでなかったタイプの
BARだと思うので、覚えておくとイイですね。
□■お店情報 ■□
六本木ダイニングバー「K-Julep(ケージュレップ)」
東京都港区六本木4丁目12-2 佐々木ビル2F
03-6804-1204
都営大江戸線 六本木駅7番出口より徒歩2分/東京メトロ日比谷線 六本木駅3番出口より徒歩3分