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2008年10月27日ほくとのスコットランド蒸溜所紀行その1 グレンギリー蒸溜所(1)

まいどこんばんは!ほくとです。
今回から始まりました「ほくとのスコットランド蒸溜所紀行」!

この企画は、JALPAK様のパッケージツアー
「憧れの地 アイラ島とスペイサイドの蒸溜所を訪れる 8日間」
にお邪魔させていただいた記録になります。
「シングルモルトの本場の蒸溜所を見たい!」という方に向けて完璧なまでに作りこまれた、非常に内容のギッシリ詰まった超お得ツアーでした!
是非是非、ご興味のある方へのご参考になれば幸いです♪
ちなみにツアーは早い者勝ちですよ!

ちなみに本特集では蒸溜所内の施設や使用原料等を、蒸溜所の了解のもと参考情報として載せますが、各蒸溜所のウイスキー製造工程は日々状況に応じて変化しております。
記事の内容は、あくまで私が訪問した日のものですのでご了承ください。


それではさっそく行ってみましょう!

行ってきます!

今回の旅程では、まず日本からロンドンに直通で行き、
その後乗り換えてアバディーン空港に向かいます。
ホテルで1泊し、翌朝グレンギリー蒸溜所へ。

グレンギリー蒸溜所は、アバディーン空港から車で1時間ほど。

地図

この辺りアバディーンシャイアは有名な春麦の穀倉地帯で、
モルトウイスキーの原料となる大麦の生産地として知られています。
バスの車内からも、こんな風景がずーっと広がっています。

アバディーンシャイア

コロッとしている塊が大麦を収穫した後の穂です。収穫された後は、このようにして保存されます。
余談ですが、最近では積み上げやすいように、立方体に積む技術も浸透してきたそうです。

そんなこんなで揺られる事1時間少々。
グレンギリー蒸溜所に到着です!

グレンギリー到着

丁度、大麦がローリーで運ばれてきたところです。
すでに麦のいい香りがします~。
麦の種類は今は全てオプティック種だそうです。

ローリー

まずお邪魔するのは、こちらのビジターセンター。

ゲストセンター

めっちゃキレイです。
まず、担当のフランクさんにご挨拶。宜しくお願いします!
ココで大きな荷物なんかも預かってくれます。

まず、大まかなグレンギリーの歴史・蒸溜所の中の紹介を
こちらの部屋でビデオでお勉強します。

ビデオ

1795年に創業し、1784年には蒸溜が行われていた記録が残っているグレンギリー蒸溜所。
スコットランドでも最も古い蒸溜所の1つに数えられています。(説はいくつかありますが…)

では早速行程見学に移りましょう!

まず、かつて麦の発芽のため、フロアモルティングが行われていた部屋へ案内されます。
フロアモルティングとは、床に麦を敷き、発芽を促すために人力で麦をひっくり返し続ける作業のこと。
現在はスコットランドでも6つの蒸溜所でしか行われていません。
グレンギリー蒸溜所も、現在は全て製麦工場にモルティングは依頼されていますが、すぐにでも再開できる状態で施設は残っています。

下記のピート窯もそう。
ピートとは、ヒースの草が堆積した泥炭のようなもの。
スコットランドの伝統的な燃料で、これで麦芽を乾燥させることにより独特のスモーキーな香りがつきます!

現在は使われていない、ピート窯

かつてはグレンギリー蒸溜所でも、ピートによる麦芽の乾燥も行われていました。
こちらの窯も同様に、すぐにでもまた乾燥が始められるよう残されています。

お次は、製麦された麦芽をひく、ミルマシン。

ミルマシンとフランクさん

通常、ハスク(粗):グリッツ(中):フラワー(細)の割合は20:70:10が多いのですが、
グレンギリーでは20:69:11と、細かいフラワーが少し多目。
「この1%がポイントなんだ!」とアツく語っていらっしゃいました。
写真はフランクさんです。

この麦芽の粉砕工程から、シングルモルト グレンギリーの製造がスタートします。
続きは次回で!

ほくとのスコットランド蒸溜所紀行その1 グレンギリー蒸溜所(2)

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公式ブロガーくにさんの記事は、ハイクォリティで臨場感あふれる写真が満載です!
グレンギリー蒸溜所訪問記をさらに楽しみたい方は

こちら


JALPAKツアー「憧れの地 アイラ島とスペイサイドの蒸溜所を訪れる 8日間」は

こちら

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