六本木交差点から歩いて数分のところに、BAR HYGGE(ヒュッゲ)はあります。ビルの7階に上がると、六本木の雑踏とは無縁の静けさ。バーとは思えないほどの、明るく開放感のある空間が広がっていました。ＨＹＧＧＥとはデンマーク語で、「人と人のふれあいから生まれる、温かな居心地の良い雰囲気」「一緒にいて和める人と、暖かく居心地の良い場所でくつろぎ、優しい気持ちで時間をすごす空間」という意味だそうです。

HYGGE(ヒュッゲ)さんは、多彩なフルーツカクテルを提供する店です。55aiaiさんは、バーテンダーさんとの会話の中から、その日のオススメ「白桃とラズベリーのカクテル」にしたようです。これはさっぱりと爽やかなカクテル。楕円形のグラスにミントやラズベリーが綺麗に飾られています。僕は白州のハイボール。ハイボールはバーの個性が出やすいので、1杯目の定番になっています。京都竹中 特選缶詰の中から、オイルサーディンと牡蠣の燻製をお願いします。どちらもややピリ辛な味付け。牡蠣の燻製は、葱と牡蠣の香りの組合せがとてもいい感じです。 さて、2杯目。55aiaiさんは、オススメのヒュッゲオリジナルモヒート。これは背の高いグラスに大量のミントが入っています。すっきりとして飲みやすいモヒートでした。この他にも様々なモヒートが用意されています。僕はメニューに「スタッフ一押し」と書かれたヒュッゲカクテルを注文してみました。実はこれもモヒート。ショートカクテルなので、少し濃い目になっています。これは男性の方が好みかもしれません。 自家製砂肝のコンフィサラダ添えと、HYGGEロブスターパスタを注文。コクのあるソースがおいしくて、コシのある幅広のパスタともよく合います。パスタも色々な種類があるようです。隣のお客さんが注文していた「激辛ペペロンチーノ」もおいしそうでした。砂肝のコンフィは、砂肝が苦手な人にも食べやすいサラダ。何か1～2品食べるとしたら、缶詰1つと砂肝のコンフィがいいかもしれません。 55aiaiさんは、季節のフローズンカクテルをノンアルコールで注文。こういう注文ができると、中休みにはいいですね。フレッシュフルーツを使ったカクテルが自慢の店なので、ノンアルコールでもおいしくいただけます。僕は「見た目が鮮やかで面白いカクテルを下さい」とお願いしました。出てきたのは、薬草の酒を使ったカクテル。キュウリが入っていて、時間と共に味わいが変化する面白いカクテルでした。 最後に「55aiaiさんにとって、バーとはどんな場所ですか？」と聞いてみました。「バーとは、バーテンダーさんの表現の場」という答えが返ってきました。ご自身もジュエリーデザイナーとして活躍されているだけに、お店のこだわりの一つ一つが、バーテンダーさんの作品のように見えるのでしょうか。「BAR HYGGE(ヒュッゲ) さんのフルーツフルなカクテル、女性は好きだと思うので近々友達を連れて行きたいです」とのこと。フルーツジュースもおいしいBAR HYGGE(ヒュッゲ)さんは、女性にもオススメできる明るい雰囲気のバーでした。

□■お店情報■□
六本木 オーセンティックバー ＢＡＲ　ＨＹＧＧＥ（ヒュッゲ）
東京都港区六本木4丁目10-6 ＡＸ　ＲＯＰＰＯＮＧＩ　7Ｆ
03-5770-3310
日比谷線　六本木駅より徒歩1分