2010年6月10日寛ぎのオーセンティックバー BarTellus (バーテルス)@麻布十番
はじめまして、今回からBAR-NAVIブロガー記者として
レポを書かせて頂くyoshieです。
美味しいお酒を楽しみたいけど、Barは、ちょっと勇気が出ない。
そんな方もきっと多いコトかと思いますが、
「でも、それなら、行ってみるのも楽しそう」
と、皆様に思っていただけるレポをお届けしていきたいと思ってます。
さて、今回訪問したのは、麻布十番パティオ広場のすぐ脇にある
Bar Tellus(バーテルス)様。
様子が窺えないビルの地下にあるお店を訪問する時は、
期待と不安が入り混じります。
ドキドキしつつ、思い切ってドアを開けると、
落ち着いた雰囲気の店内には、
ゆったりと寛げそうなローカウンター。
オーナーバーテンダーの杉山さんの笑顔に迎えて頂き、
カウンターに腰をかけます。
最初の1杯は、フレッシュマンゴーを使ったカクテルを
作って頂きました。
マンゴーの濃厚な甘さとラムの甘い香りが重なり合った
口当たりの柔らかい1杯は、お酒に苦手意識がある方にも
飲みやすいのではないでしょうか。
杉山さんは、銀座、六本木など都内で修業されただけでなく、
オーストラリアにもいらっしゃったそう。
さらには、バックパッカー的に世界のあちらこちらを旅されて
その土地のBar巡りをなさっていたとのこと。
そんな会話から、杉山さんがご存知なら
旅行先で飲んだ「思い出の1杯」も作って頂けると判りました。
カウンターでの会話って、大切ですね。
せっかくなので「思い出」ではないのですが、
「憧れの1杯」を作って頂きした。
ラッフルズホテルスタイルの「シンガポールスリング」です。
村上龍世代としては、頼まずにはいられません(笑)
ラッフルズから眺むマラッカ海峡に沈む夕日をイメージした
このカクテルを遠く離れた麻布十番で味わえるなんて、幸せ♪
ちなみに、ラッフルズスタイルをシンプルにアレンジして作られたのが、
こちらの「シンガポールスリング」。
私たちが通常「シンガポールスリング」と、呼んでいるのは、
こちらのタイプのことなのです。
※一般的なレシピとラッフルズ・ホテルのレシピの違いについて詳細は
「シンガーポールスリング -カクテル紹介-」をご覧になってみてください。
居心地のよいカウンターで、すっかり寛いだ気分になったところで、
目の前にある、美しいカットボトルのメロンリキュールMIDORIを使った
カクテルを作って頂きました。
メロンの優しい甘さとパイナップルの爽やかな甘さにソーダの軽やかさが加わった
「MIDORIパインフィズxココナッツMIST」
メロンリキュールをパイナップルジュースとソーダで割った
軽い味わいのカクテルにココナッツのフレーバーミストをワンプッシュ。
トロピカルな甘い香りも加わり、これからの季節に、
さらにピッタリです。
そろそろ最後の1杯。
ジョシ的にラストは、やはりデザートで締めくくりたいものです。
それでは、飲むデザートを。
「アップルパイ」
こちらはお客様の「アップルパイが飲みたい!」とのリクエストから生まれたカクテル。
アップルなので、カルヴァドスを使用したスイートなカクテルかと思いきや、
ベースはズブロッカ。
少しビターな味わいのアップルパイにオトナ女子、
ココロを鷲掴まれました(笑)
なんと、アップルパイだけではなくガトーショコラや
秋にはモンブランも「飲める」そうですよ!
杉山さん曰く「Barは、大人の社交場」
お酒を美味しく味わうことはもちろんのこと、
この空間で楽しいと感じる何かを見つけて欲しいとの思いで
日々カウンターに立ってらっしゃるそうです。
その通りに、ただお酒を美味しかったと味わうだけではなく、
とても楽しい贅沢な時間を過ごすことができました。
是非、こちらのBarで「思い出の1杯」「憧れの1杯に」を
楽しんでみてください。
少しだけ勇気を出して押したドアの向こうには極上の時間が
きっと待っているはずです。
□■お店情報 ■□
麻布十番 オーセンティックバー 「Bar Tellus(バーテルス)」
東京都港区麻布十番2丁目2-8 E高林ビルB1
03-3454-0555
東京メトロ南北線・都営大江戸線 麻布十番駅より徒歩1分
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投稿者:東京 バー紀行 2014年4月16日 11:15