2010年5月27日西麻布の落ち着くダイニングバー 「八百長BAR」
はじめまして!
この度、BAR-NAVIブロガー記者になりました、さとみと申します。
先入観から敷居が高いと感じていた「バー」という空間を、お酒初心者の20歳女子の目線でお伝え出来たら、と思っています。
さて、今回伺ったのは、西麻布にあります「八百長BAR」様。
六本木・西麻布という馴染みのない街の煌めきに緊張しつつ、エレベーターで6階に上がると、予想以上にひらけた空間が広がっていました。
カウンター席から区切られたテーブル席まで、用途によって使い分けられそうなレイアウトの店内。
わたしはカウンターに座り、ずらりと並べられたお酒たちと夜景を眺めながら、まずはこちらをオーダー。
「ミドリ ココ ミスト」。
日本生まれのメロンリキュール「ミドリ」に、パイナップルジュースとソーダとあわせてあります。
そのままで飲むと、パイナップルの爽やかな甘酸っぱさとメロンのふわりと優しい香り。
そこにココナッツのミストを吹きかけます。
すると、まるで魔法がかかったように、ココナッツの優しく甘い香りを纏ったカクテルに!
ミストの控えめさがカクテルそのものの味わいをしっかりと引き立たせています。
ミドリを楽しんでいると、そろそろお腹が空いてきました・・・・・・(笑)
こちらのお店は、お食事のメニューも充実しているのです。
「燻製6品盛り」、金目鯛、チーズ、蓮根、たこ、たくあん、砂肝。
白身魚のスモークって珍しいな、と思いながら食べてみると、あっさりとした白身に燻された香りとまろやかな塩気が加わって、とても美味しいです。
「牛ほほ肉の赤ワイン煮」も、ほろほろになるまで煮込まれたお肉が、口の中でとけてゆきます。
さてさて、次はどんなお酒を飲もうかな、と考えてはみたのですが、・・・・・・お酒初心者には分からない!
そんな時はやはり、バーテンダーさんに相談してみましょう。
「フルーティで甘いものをお願いします」と頼んでみて、おすすめされたのが、こちら。
「ボッチ・ボール」です。アマレットをオレンジジュースとソーダにあわせています。
まるで杏仁豆腐のような優雅で濃厚な香りが、オレンジの爽やかさとマッチ。
こちらのお店、お酒もお料理もとても美味しいのですが、何と言ってもこの居心地の良さにはほっとしました。
バー初心者のわたしも、バーテンダーの皆さんの気さくさに助けられ、いつの間にか緊張も解けていました。
「グアバーナ」というグアバ果汁とラムのリキュールを使ったカクテルも、例えば男性なら、ずっしりと構えたこんなグラスで供されるのですが、
女性には可愛らしい脚つきのグラスで供されました。
このようなさりげなくも粋な計らいが、こちらのお店の魅力のひとつなのですね。
店名の「八百長」には、僅差で負けるという強者の優しさが込められているそう。
気さくな方々と懐メロに包まれた空間は、女性ひとりでも入りやすいです。
またきっと来たい、と心から思う、心地良いお店でした。
□■お店情報■□
西麻布 ダイニングバー 「八百長BAR(ヤオチョウバー)」
東京都港区西麻布3丁目1-20 DEAR西麻布6階
03-3401-3422
東京メトロ日比谷線 六本木駅1a出口より徒歩3分