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2010年8月13日初訪問なのに、長く通っているような居心地。銀座のイタリアンダイニングバー「Bar THE HAMILTON(ハミルトン)」

BAR-NAVIブロガー記者のプレコです。

蒸し暑かったり、強い日差しで外を歩くのがつらい日がまだまだ続きそうですが、
そんな暑さから逃れてお気に入りの場所でゆっくりと。
そういった自分のとっておきのお店が、あったらいいですよね。

先日ご訪問させて頂いた銀座の「Bar THE HAMILTON(ハミルトン)」さまは、まさにそういった雰囲気のお店。
ビルの五階にあり、ビルの外には目立つ看板もなく、エレベーターでお店へ。
お店の入口も、中のご様子が分からずまさに"隠れ家"的。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 隠れ家的エントランス


更にお店へ一歩入ってみると、そこは洗練されたまさに大人の社交場というムード。

ゆったりと座れる心地よい椅子が並ぶカウンター席、バックバーにはたくさんのお酒、
グラスも色々な美しいカッティングのグラスが並べられていて、「次はどのグラスで、
どんなお酒が出てくるのかしら」と、酒呑みの好奇心をくすぐられます。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 美しいグラスが並ぶバックバー

またカウンター席の後ろには、テーブル席も。

ゆっくり食事を楽しみたい時、何人かでいらっしゃった時などに重宝しそう。
カウンターのすぐ後ろにあるので、カウンターの雰囲気を楽しめながら呑めるのも
嬉しいですね。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 落ち着いたテーブル席

とても喉が渇いていたので、爽やかな喉心地を求めて、まず初めに脳裏に浮かんだのは、
シングルモルトウイスキー「白州」。
南アルプスのふもとにある"森の蒸溜所"こと、白州蒸溜所で生まれたお酒です。

「白州」は10年、12年、18年、25年とありますが、今回は大自然の中のいきいきと
した若葉を思わせるような緑のラベルの10年をハイボールで。
グラスも、緑色の「白州」用のグラスで頂きました。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 白州10年ハイボール

「白州は、小さめのグラスですっきり飲むのがおすすめですよ」と、マスターの高橋さん。
お話を聞きながら、ウイスキーのラベルとグラスで味のイメージを思い浮かべ一口。

確かにこの軽快なのみ心地、とても素敵!
一杯呑み終わった後には、新緑の香りのする清々しい風が心の中を吹き抜けた気持ち。
特に夏場に、ぴったりなウイスキーだと思いました。


もう一つシングルモルトを、と思い選んだのが、「白州」とは対照的な魅力のある
「マッカラン12年」。
力強い熟成感のある芳醇な味わいを、どっしりと重みのある美しいグラスで。

こういったキレ、主張のあるウイスキーは、ハイボールはもちろん、ロックかストレート
でちびちびとやるのもおすすめだそうです。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON マッカラン12年

またバーは、二軒目にお酒をメインで、というご訪問が多い方もいらっしゃるかと思いますが、「Bar THE HAMILTON(ハミルトン)」さまの魅力は一軒目のお店として利用できる点。
本場イタリアで修行をされた岩村さんの美味しいお料理も、堪能できるんです!

店内には、セロリ、お通しでも使用されていたシシリアンルージュ(イタリアのトマト)
など、新鮮なお野菜も飾られていました。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 野菜が飾られたカウンター席

マスターの高橋さんは北海道ご出身との事。
メニューには北海道ならではの食材を使った料理がずらり。
ザンギなども気になりつつ、北海道のソーセージ盛り合わせを頂く事にしました。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 北海道のソーセージ盛り合わせ

函館直送のカール・レイモン ソーセージ、酸味がほどよいザワークラウトが美味しかったのはもちろん、印象的だったのがたっぷり添えられたパセリ。

普段は少し添えられるだけのという印象のパセリですが、こうして提供頂く事で、
新鮮な野菜をお客さんに食べて頂きたい、というお店の気持ちが伝わってきました。

そして、上の画像の左上に少し写りこんでいるのでお分かりになった方も
いらっしゃるかと思いますが、次に注文したのは「響17年」。
2つボトルが並んでいますが、左側の黒いラベルは21年、右側が17年です。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 響17年

先程呑んだ2種類のシングルモルトは単一蒸溜所の原酒のみで作られたモルト
ウイスキーですが、「響」はモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしてつくられたブレンデッドウイスキー。

個性が違う原酒のハーモニーが織り成す、日本独自華麗な香り、味わいを持つ
響ブランドは、日本人の美意識、感性、技を響き合わせる事で生まれた、
海外でも高い評価を受けているお酒なのです。

フルーティで上品、まろやかなコクと深い余韻をもたらす贅沢な味わい。
今回はハイボールでしたが、色々な呑み方で楽しんで、更にその魅力を紐解きたくなりました。


ウイスキーを3種類ほど楽しんだ後、もう一つ今度はカクテルを、という事で、
お店の方に季節のおすすめのカクテルは?と聞いてみた所、桃のフィズをおすすめ頂いたのでそれにする事に。

まずは、冷凍庫からキンキンに冷えたビーフィーターが出てきました。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON キンキンに冷えたビーフィーター

ビーフィーターのほか、ルジェ クレーム ド ペシェ(桃のリキュール)、
つなぎにオレンジジュースを使っているとの事。
シャープな切れ味のビーフィーターが、甘い桃とブレンドされたら、どんな感じになるかしら?と、シェイクされている姿を眺めながらワクワク。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 凛とした表情の店長の中村さん

出来上がったカクテルはこちら。
濃厚な桃の果実感をしっかり味わえるコクのある、しかし重さを感じない、
とても、とても、美味しい一杯でした。

銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON 桃のフィズ

お店は今年の2月にオープンされたばかりとの事ですが、お店は早い時間から
お客様がいらっしゃっていて、カウンターはほぼ満席。
皆さんたくさんお料理を頼まれて、お酒と共に会話をゆっくり楽しまれていました。

また印象に残ったのは、お店の真っ白なコースター。
純白のコースターの中に、私個人の印象ですが、お客さまの様々なご要望やお気持ちを受け入れ、くつろぎの空間を提供したいという、「Bar THE HAMILTON(ハミルトン)」さまのおもてなしの心が込められている気がしました。

明るい笑顔、強く感じる誠実さ、心地よい接客の距離感。
お店を出る時「素敵なお店だったな」としっかり記憶に残り、繰り返し思い出して恋しくなるお店です。

□■お店情報■□
「銀座 イタリアンダイニングバー Bar THE HAMILTON(ハミルトン)」
東京都中央区銀座7丁目8-14 銀座108ビル5F
03-5537-1860
銀座線 銀座駅A2出口より徒歩5分/丸の内線 銀座駅数寄屋橋出口より徒歩8分/山手線 新橋駅銀座口より徒歩5分

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