2010年9月 9日ギターの生演奏も楽しめる、赤坂のエンターテインメントバー「Bar Gatsby」
BAR-NAVIブロガー記者のプレコです。
バーへの取材を重ねていくうちに、バーでの過ごし方も実に色々あるものだなと思い、
益々バーの世界の奥深さにハマッてきている今日この頃。
皆さんの、「バーへ行きたい!」と思う時の気分はどんな感じですか?
一人で静かに酔いたい夜、二人でしっとり語りたい夜など色々かと思いますが、
楽しい気分で一日を締めくくりたい時もありますよね。
そういった気分の時にぴったりなのが、赤坂の「Bar Gatsby(バー ギャッツビー)」さま。
赤坂見附駅からすぐ、賑やかな一ツ木通り沿いのビルの二階にあるバーで、
ビルの外からお店を眺めると、窓の左側にギターが。
これを見ただけで、音楽が好きな方には、お店に入るきっかけになるのでは?
お店の中へ入ると、しっとりと落ち着いた雰囲気が居心地よい和風空間。
カウンターは15席。
席同士の間隔が広く、一人できて、ゆったりと自分の中を流れる心地よい時間に身を委ねるもよし、
きさくに話せるのが嬉しい女性バーテンダーさんとの会話を満喫するもよし。
思い思いの時間が過ごしやすい空間です。
そしてお店の外観から見えたギターは、こちらに。
飾ってあるだけじゃなく、ステージになっていてギター生演奏も聴けるんです!
音楽は60~80年代のロック&ポップスが中心だそう。
また女性が日替わりでボーカルをしているとのこと。
美味しいお酒でほどよく酔っている時に、ふいに聴き慣れた懐かしい歌声が流れてきて
思わず口ずさみたくなることもありそう。
そんな軽快な気分に盛り上がってきた時にぴったりなのが、シングルモルト白州。
白州12年をハイボールでいただきました。
爽快さもありつつ、フルーティでありながらコクのある味わいは、音楽に例えるなら
甘いウィスパーボイスで人々を惹きつける女性ボーカルのよう。
ねっとり甘すぎず、でもじっくり聴かせるところは聴かせる、そんな実力派女性歌手を
連想させるような深い味わいを感じました。
10年と12年があったので、ハイボールで飲み比べてみることに。
より爽やかさが色濃い10年と、フルーティな12年。
それぞれに魅力があり、その時の気分や一緒にきた友人の好みなどにあわせて
飲んでみたいと思いました。
またウイスキーといえば、ビールやワインなどのお酒と違い、
一つのお酒でも飲み方次第で様々な味わい方ができるのも魅力のうち。
今回はバーテンダーさんにおすすめいただいた、ハーフロックをオーダーしてみることに。
ウイスキーと水を1:1でつくったもので、グラスに入れた氷にウイスキーをあてながら
入れるんだそう。
芳醇さを楽しめるスタイルですよ、とバーテンダーさんがおっしゃっていましたが、確かにこれは美味しい!
ウイスキーと水を同量入れるスタイルでは、今までトワイスアップでしか飲んだことが
ありませんでしたが、また新たな飲み方を学べて自分の中のウイスキーの世界が広がりました。
グラスを傾けて氷が転がる毎に、立ち上るいい香りにうっとりと酔いながら選んだおつまみは、
レーズンバター。ボリュームもたっぷり。
更にカクテルでもおすすめのものを、ということでオーダーしたのがネバダ。
ラム、グレープフルーツ、ライムジュースなどが入っていて、非常にすっきりとした味わい。
最後には、強めのカクテルということで、ビーフィーターを使ってギブソンを。
より混ざって味がまろやかになるシェイクでつくる手法もあるのですが、
今回はアルコール度数が高いステアで。
かなりドライなキリッとした飲み口で、締めくくりにはぴったりなお酒でした。
全体的に明るく楽しい雰囲気の「Bar Gatsby(バー ギャッツビー)」さま。
バーというと、ジャズやピアノなどが流れている重厚なムードのイメージがあって、
ちょっぴり緊張...というバー初心者の方にも、リラックスして過ごせる魅力的なお店です。
□■お店情報■□
「赤坂 エンターテインメントバー Bar Gatsby」
東京都港区赤坂4丁目2-2 赤坂鳳月堂ビル2F
03-3505-3997
東京メトロ銀座線・丸の内線 赤坂見附駅より徒歩1分