2011年1月27日アメリカンロックを聴きながら、美味しい時間に酔えるロックバー 池袋「OASIS(オアシス)」
BAR-NAVIブロガー記者のプレコです。
呑みに行くのに外へ出ると、夜風が冷たい今の季節。
ほっと落ち着くバーが、恋しくなりませんか?
そんな気分にぴったりなのが、今回訪れた池袋の「OASIS(オアシス)」さま。
池袋東口を出て、賑やかな通りから路地へ入ったところの、こちらがお店の入口。
ロスのダウンタウンにあるような、雰囲気のあるエントランスです。
階段を降りて行く途中も、人懐っこいメキシカンがハイ!と声をかけてきそうな、
アメリカンなムード。
70、80年代の、アメリカンロック&ポップスのBGMが流れる店内には、CDジャケットがずらり。
あ、私の大好きなパティ・スミスのジャケットが!
学生時代にバンドでベースを演っていた私、ついついCDジャケットに見入ってしまいます。
店内はお酒が並んで眺めながら呑むのも楽しいカウンター席は、早い時間から
お客様が次々といらっしゃり、あっという間に満席に。
また、テーブル席の横には、更にCDが。
音楽好きなお友達と来たら、これらのジャケットを眺めているうちに懐かしい思い出が
紐解かれて盛り上がりそう。
更にテーブル席には、おお、レッド・ツェッペリンの灰皿が!
灰皿の後ろにあるのは、お店のオリジナルのぶどうのフルーツビール。
お店のすぐ近くには、ビールが主体でPUB業態の姉妹店「AleHouse(エールハウス)」
もありますが、ここ「OASIS(オアシス)」でも、週替わりの各国のビールなど、
様々なビールが飲めます。
お好きなタイプのビールがあったら、ぜひ優しい笑顔が素敵なマスター・鈴木様に、
聞いてみましょう。
そんなキャンドルの薄暗いあかりに照らされた、ロックな雰囲気に酔いしれていたら、
ウイスキーが恋しくなってきました。
オーダーしたのは、白州12年のハイボール。
ボトルは二つ並んでいるうちの右側が、白州です。
フルーティなのにコクがあって、最近バーへ行くと、初めの一杯はこちらになる事が
多いお気に入りのお酒です。
また、おつまみの種類もかなり多目の「OASIS(オアシス)」さま。
おすすめのメニューを聞いてみたところ、フィッシュ&チップスが人気との事で
頼んでみる事にしました。
結構ボリュームがあって、食べ応え抜群。
これはウイスキーやバーボンなどのほか、ビールにもぴったり。
何人かで来た時に、ワイワイとビールを飲みながらというのもよさそう。
白州はもう一杯、今度は「カスクオブ白州ホグスヘッド1998」をハイボールで。
コクがあり、ジャパニーズウイスキーここにあり、と酔いしれたくなる気骨のある味わい
のシングルカスクウイスキーです。
お次は、雰囲気の違うお酒も。
南フランスの太陽の光を浴びて育ったプラムを使用したリキュール、
プルシアを使ったカクテルです。
華やかなボトルの柄・キュートなボトルの配色は、バックバーに並んでいたら
一際目を引く感じ。
特に女性は、乙女心をくすぐられて頼まずにいられないのでは??
プルシアはオンザロック、ソーダ割りなどでもと、色々な飲み方が楽しめると
の事ですが、今回は紅茶のリキュール、アップルサイダーを使用したロングカクテルで。
上品な甘さがとても美味しいお酒で、甘い声が耳元を心地よくくすぐる、
女性ボーカルのスローバラードなんか聴きながら飲んだら、うっとりした
気分に浸っちゃいそうです。
また、プルシアのカクテルを飲んでいたら、マスターの鈴木様がご一緒にどうぞ、
と出して下さったのがこちらの二種類のチョコレート。
手前が山崎に合わせて作られたという、自家製のクランチチョコ。
奥はりんごが中に入っていて、こちらはプルシアに合わせるのがおすすめだとか。
チョコとカクテルを交互に味わっていると、とてもぴたりとはまる味で、
更にプルシアの魅力がゆっくりと自分の中で花咲いていく気分。
素敵なマリアージュを堪能させて頂きました。
一人でカウンター席でゆっくりとした時間を味わうのもよし、
テーブル席で気の合う仲間と楽しむのもよし。
一度訪れたら、大切な時間を楽しみたい時に、癒しの時間を求める時に
頭をよぎる、まさに都会のオアシス。
人気の理由も納得です。
□■お店情報■□
「池袋 ロックバー OASIS(オアシス)」
東京都豊島区東池袋1丁目38-4 カシワビルB1F
03-3980-4841
JR線池袋駅東口出口より徒歩5分