2010年7月22日渋谷の隠れ家オーセンティックバー「Bar CAOL ILA(バー カリラ)」
BAR-NAVIブロガー記者のさとみです。
銀座や赤坂など、ちょっと大人な街のバーも素敵ですが、若者の街というイメージが強い渋谷にも、落ち着いたバーがあること、御存じですか?
今回伺ったのは、渋谷駅から徒歩3分のところにあるオーセンティックバーです。
3階まで階段で上がるのですが、「こんなところにバーが?」と思うような立地で、まるで隠れ家のような感じを受けました。
カリラとは、シングルモルト(単一蒸溜所のモルトウイスキーのみをビン詰めしたもの)スコッチのひとつ。
店名にも冠されているだけあって、こちらのお店にはカリラが80種類ほどあるそうです。
お通しは、季節の野菜。
生野菜で胃腸の準備運動をしっかりしたらば、早速お酒をいただきます!
今回は、森のウイスキーと海のウイスキーをいただきました。
まずは「白州ハイボール」。
白州は、森の中にある蒸留所でうまれたウイスキーです。
こちらでいただく白州ハイボールは、ひとかけらのレモンの香りもあって、とても爽やか。
みずみずしい新緑の下にいるような爽快感の中に、スモーキーさがふわりと香ります。
ほんのりと感じられる果実のような甘さを、レモンが引っ張ってくれているような・・・・・・
お腹も空いていたので、スモークの4種盛りをいただきました。
チーズと沢庵をあわせて食べると美味しいですよ、とバーテンダーさんのおすすめを受け、そのように食べてみると、これがとても美味しくてびっくり!
沢庵の塩気がチーズをより濃厚に、際立てています。
次にいただいたのは、「ラフロイグ」。
こちらはアイラモルトで、ゲール語で「広い湾の美しい窪地」という意味があるそうです。
強烈なピート(泥炭)の香りが特徴的で、初めて飲んだ時は「わあ、薬の香りだ!」と思ってしまい、少し敬遠していました。
しかしながらこの日改めていただいてみると、強烈な個性がとても癖になる、と感じたのです。
熱烈なファンが多くいる、という理由が少し分かった気がします。
渋谷といっても若者が多くいるエリアとは反対にあり、飲食店でにぎわう界隈。
隠れ家のようなバーで、森と海のウイスキーと、誠実なバーテンダーさんとのお喋りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
□■お店情報 ■□
渋谷 オーセンティックバー 「Bar CAOL ILA(バー カリラ)」
東京都渋谷区道玄坂1丁目13-3 MST道玄坂3F
03-5428-6184
東横線・JR線 渋谷駅南口より徒歩3分/井の頭線 渋谷駅西口より徒歩1分