2010年9月24日女性が集う渋谷のリビング。オーセンティックバー「LivingBar M&W TOKYO(エムダブリュー トウキョー)」
BAR-NAVIブロガー記者のkyah(キャー)です。
仕事に疲れてくると無性にリゾートに行きたくなりますが、
平日の夜では、そんな願いもかないませんよね。
でも、ちょっと気分を変えるくらいなら、友人宅での
ガールズトークなんていいんじゃないですか?
そんな時にピッタリなのが「LivingBar M&W TOKYO(エムダブリュー トウキョー)」さま。
渋谷というと、賑やかなイメージが先行しますが、国道246を渡ったあたりで、
オフィス街になっているせいか客層も20代半ばあたりからと落ち着いています。
お店の雰囲気的にも客層的にも恵比寿っぽい感じです。
こちらのBARは、店名からもわかる通り「こういうリビングが自宅にあったらいいな」
というバーテンダー渡邉さんらの想いがカタチになったもの。カウンターの前に並ぶ
椅子の選び方からも、そんなメッセージが伝わってきます。
視覚的に"女子ウケ"よさそうだなーと思ってお客さんの男女比率を
聞いてみたら、やはり4:6くらいで女性の方が多いとのこと。
女性の一人客も結構いるようなんですが、凄いなーと思うのは、
常連のお客さん同士が、BARで仲良くなってしまうということ。
そういう雰囲気作り含めてくつろげるところが、単に店名や
雰囲気だけが"リビング"と謳っているわけではなく、お店側が
実現したい価値そのものなんだなと感じました。
まだまだ暑い日が続く東京なので、一杯目はジントニックを。
最初から調合を済ませていて、マドラーを使ったりフルーツを
絞ったりと、手を加えることなくベストな状態で飲めるという、
BAR初心者にも優しいアプローチ。オレンジピールが香りと
味わいに、爽やかかつエレガントなアクセントを加えてくれます。
ジントニックでスッキリさせてもらったので、
続いては、シングルモルトにしようかなと。
この夏は、BARでも自宅でも『白州』を
良く飲んでいたので、違うウイスキーを選んでみました。
選んだのは『山崎』。
バーテンダーさん曰く"優等生なウイスキー"、
この繊細で奥行きのある味わいを、じっくり
楽しめるようにとロックをすすめられたんです。
驚いたのは、ここにもオレンジピールが入って
いたことで、『山崎』の甘さが自然と引き立つ
とともに、香りに柑橘系が交じることで、
口当たりまでもが軽やかに感じてとても
飲みやすく感じるんですよね。
こうしたさり気ない気配りというか、BARに対する
ハードルを下げてくれるアプローチは、はじめての
お客さんにもとても嬉しいですよね。それにカウンターで
女性同士が楽しそうにしているBARって、隣で飲んでる
ボクまで自然と元気が貰えますし。
"渋谷"という先入観を、いい意味でくつがえしてくれるBAR。
真面目そうな外見の渡邉バーテンダーも、いい意味で先入観
くつがえしてくれますよ。あの距離感も、居心地いいです。
□■お店情報 ■□
渋谷オーセンティックBAR 「LivingBar M&W TOKYO(エムダブリュー トウキョー)」
東京都渋谷区渋谷3丁目7-6 第6矢木ビル B1F
03-6427-4880
JR山手線 渋谷駅東口より徒歩3分