「キャプテンズ・バー」様の店内のイメージは
大海原を航海する豪華客船の船室、
船長がゲストを招く場所をイメージして作られたそうです。

チーフバーテンダーの野田様曰く
「お客様に世界の様々なお酒を楽しんでいただくことで
 クルージングで世界を旅している感覚に浸っていただければ」とのこと。

この野田様実はとても著名な方。
東京や京都のお店で修行をつまれ
数々のカクテルコンペで優勝、上位入賞される等輝かしいキャリアを重ねて
オーセントホテルの開業に合わせて地元北海道へ帰郷。
現在もバーテンダーをされるかたわら専門学校で講師もされるなど
精力的な活動をされています。

今回頂いたのはその名も白州を使用した「竹取物語」というカクテル。
森の中で育まれたウイスキーである白州のブランドの世界観を
一杯で表現するためにはどうしたらよいか、
その一念で作り上げられたカクテルとのことで
飲む前から期待が膨らみます！

カウンターに用意されたのはなんと南部鉄器の鉄瓶！

鉄瓶の中に笹の葉とローズマリー、天然水、白州を入れて暖めることしばし。
器は陶器でいただきます。

野田様の青竹を使った粋な演出で
まるで白州の森のもやの中で飲んでいるような不思議な気分に。

笹の葉とローズマリーが個性を主張するのではなく
白州の美味しさをさらに際立たせてくれることに驚き！
鉄瓶で暖めることでまろやかで優しい味わいになっていました。

「舌で味わっていただいて美味しいのはもちろん、
　製品がもっている世界観もお客様に楽しんでもらいたいんです」
と話されていた野田様の一言がすごく納得できました。

何度も足を運びたくなる素敵なバーに出会えた夜でした。