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2009年4月10日モヒート -カクテル紹介-

カクテル「モヒート」のご紹介。 レシピ、作り方、エピソードなど。


__________ ≪モヒート≫ 一般的なレシピとつくり方 __________

タンブラーにライム1/2個を絞り、ライムもそのまま入れます。
ミントの葉、シュガーシロップ1tspを加えて、
ミントの葉を潰しながら混ぜ、クラッシュド・アイスを入れます。
その上からゴールドラム45mlを注ぎ、ソーダで満たします。
仕上げにミントの葉をデコレーションします。


モヒートは、西インド諸島で生まれたカクテルです。
一説には、さとうきび畑でさとうきびから造ったスピリッツにシロップとミントの葉を加えて飲まれていた飲み物といわれています。

カクテル名としての「モヒート」は1930年に誕生しました。
現在、そのレシピやつくり方は国によって、またお店によって様々ですが、
カリブ海諸国ではアンゴスチュラビターズをアクセントとして加えることもあります。

モヒートを世界的に有名にしたのは、
キューバを愛してやまなかったアメリカの文豪、アーネスト・ヘミングウェイです。
ヘミングウェイはダイキリとともに、モヒートをこよなく愛したと言われています。

1940年、キューバの首都ハバナに居を定めたヘミングウェイは、
ハバナの中心地カテドラル広場にほど近い、
「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」という酒場によく通っていました。

そのボデギータの看板ともいうべき酒が、このモヒートでした。
「わがダイキリはフロリディータで、わがモヒートはボデギータで」と語ったヘミングウェイの言葉が、
一躍モヒートというカクテルを有名にしました。

ボデギータのモヒートは、シェーカーなど使わずに、
カウンターの上に緑の小枝を入れた大ぶりのタンブラーを10個ほど並べ、
そこへ順にラムを注ぎ、ライム果汁を加え、何杯ものモヒートを流れ作業のようにつくり上げます。
そしてつくった端からお客のもとへ運んでいくというアバウトなものでした。
丁寧にシェークしたモヒートはもちろん美味ですが、暑い昼下りに飲む大雑把なモヒートも、
格別なおいしさでしょう。

ちなみにMOJITO(モヒート)という言葉は、「魔法」などの意味をもつ、
ブードゥー教の"MOJO"と言う言葉に由来しています。

_______________ BAR-NAVIブログでご紹介したモヒート _______________

西麻布「SO BAR(ソー バー)」様のモヒート
西麻布「Library Lounge THESE」様のモヒート
銀座「Ginza Zenith(ゼニス)」様のモヒート


関連リンク : モヒートを飲んだバー
(他にもたくさんのお店のモヒートをご紹介させていただいています。)

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