2010年8月19日町屋のちょっと立ち寄りたいショットバー「Shot Bar Penzance(ショットバー ペンザンス)」
BAR-NAVIブロガー記者のさとみです。
下町の雰囲気を残す温かな町・町屋。
初めて降り立った駅ですが、どこか懐かしさを感じさせる街並みに、心がほっと落ち着きます。
今回伺ったのは、町屋駅近くにあるショットバー、「Shot Bar Penzance(ショットバー ペンザンス)」です。
Penzance(ペンザンス)とは、イギリス西南地方の街の名前。
オーナーが学生時代にイギリスで、ランズエンド(イギリスの西南端)に行こうとした際、諸事情でそこまで行くことが出来ず、このペンザンスで食事を摂ったのだそう。
その際に温かく迎えてくださった定食屋さんの思い出がとても心に残っているそうで、目的地へ向かう前に立ち寄る町・ペンザンスの名前を店名としたのだとか。
ペンザンスのように、目的地(家)へ帰る前に立ち寄る場所となるように、との思いも込められているのだそうです。
因みにこのお話、オーナーさんに直接伺うととても印象深く感じるお話です。
是非、オーナーさんから直接伺ってみてくださいね!
ではでは早速、お酒をいただきましょう。
今回いただいたのは、こちらの2銘柄です。
まずいただいたのは、「白州12年ハイボール」。
飲んでいるうちに火照りが静まってゆき、ほっと落ち着きます。
このうだるような暑さの夏にぴったりの、爽やかなハイボールです。
このお店の魅力は、何といってもバーテンダーさんのお人柄。
陽気でストレートな、とても元気なバーテンダーさんです。
仕事帰りに立ち寄って、白州ハイボールのようにさっぱりと、疲れた気持ちを下ろして行けそうな雰囲気があります。
お次にいただいたのは、「響12年ハイボール」。
ブレンディッドウイスキーの響は、透き通った琥珀色の美しいお酒。
柑橘や花の蜜ような、ふわりと漂う甘い香りが立っています。
舌に当たった時の食感がとても柔らかく、角の無い優しい甘さを感じました。
数日のうちに、個人的に町屋へ伺ってみたのですが、余所者を受け入れない頑なさは無く、誰にでも「おかえり」と言ってくれそうな、温かな町だと感じました。
そんな町屋を愛するバーテンダーさんの、下町らしい温かさのあるショットバー。
家路を急ぐ日々が続いたら、ちょっとひと休みして立ち寄りたい。そんなバーでした。
□■お店情報■□
町屋 ショットバー 「Shot Bar Penzance(ショットバー ペンザンス)」
東京都荒川区町屋1丁目20-9 AN町屋ビル
03-3819-3454
千代田線 町屋駅1番出口より徒歩1分/京成線 町屋駅より徒歩2分/都営荒川線 町屋駅より徒歩1分